アメリカ空軍とアメリカ特殊作戦軍(USSOCOM)はValkyrie Systems Aerospace(VSA)社の未来の航空機コンセプト「HoverJet Guardian」のプロトタイプを開発するための資金を提供します。今回の投資は米国空軍のイノベーションプログラム「AFWERX」の高速垂直離着陸機(HSVTOL)コンセプトチャレンジの一環です。
ネバダ州に本社を構えるVSAは高度なVTOL航空機技術を使用して、軍事作戦を変革し、兵士の命を救うことを目的に2015年に創設された企業です。
翼には4つまたは8つのプロペラが取り付けられ垂直離着陸、ホバーリングを可能にします。更にアドホックリアクターによって供給される動力によって、ジェット機並みの加速、時速547km/hの巡航速度、最高時速1,127lm/h、および最高40,000フィート(12.2km)の高度で15時間の連続飛行を目指しています。機体のサイズは長さ7.3m、翼幅9.1m、高さ1.8m。最大2.7トンの貨物を搭載できますが、垂直離陸の場合は1トンになります。基本は有人飛行ですが、自律飛行も可能です。
無人機の小型タイプの「HoverJet Eagle」もあり、こちらは巡航速度222km/h、最高速度643km/h、飛行時間は最大7時間、最大272kgの貨物を搭載できます。
HoverJetは航空機、ホバークラフト、水陸両用の3つの操作モードで飛行でき、それを可能にしているのが特許取得済みの「推力ベクトル制御システム」になり、ほぼすべての地形や悪条件での動作を可能にする独自の技術になります。そして、分散開口レーダーとハイパースペクトルセンサーは脅威や地雷を検出し、地形を保護し、安全で安全な足場を確立するのに役立ちます 。
注:ブラウザ翻訳機能で日本語で閲覧可能
コメント